札所八番西善寺

08番

清泰山西善寺(臨済宗)といい、開山竹印昌岩、本尊は十一面観音(伝惠心僧都作)である。「長享二年秩父札所番付」(1488)には、すでに別当寺である西善寺の寺号が記されている。

本堂は間口10.8m、奥行9mで、間口1.8mの軒唐破風の向拝をもつ。中央に内陣、左右に座敷を配し、その欄間には極彩色二十四孝の彫刻がある。向拝入口に土間が切り込まれている。

記録によれば、文化7年(1810)と文政7年(1824)に、火災に遭ったが、現本堂の再建は、本堂須弥壇横に「弘化2年(1845)初5日成就、施主檀中世話人小泉惣之丞、同じく善兵衛、立会人治右ェ門、現住宕堂代」とあり、この頃と思われる。

なお同寺には県指定天然記念物「西善寺のコミネカエデ」(前出No5)の大木があり、枝は境内に大きく広がっている。

御詠歌

ただ頼め誠のときは西善寺

来たり向えん弥陀の三尊

 

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