里宮の神楽

里宮の神楽

この武甲山御嶽神社里宮で奉奏される太々神楽は、文禄5年(1596)鉢形守城日下部丹波守が、古例にならい武運長久、百穀豊饒を祈り奉奏したのを起源と伝え、享保12年(1727)よりしばらく中断していたというが、文政元年(1818)神楽講中を勧進して再興し、現在に及んでいる。(第2次世界大戦中は中止)

地元では「里宮の神楽」と言われているが、戦前は講中に、炭焼きをしている人が多くいたので、「炭焼き神楽」とも言われていた。

曲目は翁渡し・御姫舞・剣鍛え・天狗舞・神招き・大多福・御鏡造り・御玉造り・岩戸開き・稲作り・大黒舞・魚漁り・隠箕隠笠・鉾舞・変面想・大蛇退治・終修祓の17座であるが、御鏡造り・御玉造り・鉾舞は現在行われていない。

楽器は大太鼓1・小太鼓2・大拍子1・笛1からなり、囃子方は舞台ではなく、楽屋内から舞を見ながら奏することが特徴である。毎年、4月15日、10月1日に神楽殿で奉奏する。

小鹿野町般若の聖天神楽は、明治14年(1881)里宮の神楽師が伝授したものである。

 

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